外部連携
Typolish は外部ツールとの連携手段を備えています。Chatwork のルーム・メッセージ・ タスク・ファイルを扱う Chatwork 連携、プルーフのイベントをメール・Slack・ Chatwork で受け取る通知、AI クライアントから操作する MCP、外部 SaaS から プルーフを作成する Integration API です。
Googleドライブ連携#
プロジェクトのGoogleドライブ欄で、共有ドライブの資料を紐付け、校正用に取り込み、原本をDriveへ保存できます。通常の有効なプロジェクトで利用でき、E2EEプロジェクトとゲスト画面では利用できません。
- オーナーが自分のGoogleアカウントを接続し、「共有ドライブの設定」で共有ドライブ内のフォルダーを選んで登録します。選択フォルダーが属する共有ドライブ全体が許可対象です。
- 各メンバーも自分のGoogleアカウントで接続します。Google側の共有権限は別途必要です。個人のマイドライブは対象外です。
- オーナー・編集者は資料を紐付けたり、校正用コピーを取り込んだりできます。閲覧者は本人のGoogle権限がある資料を開けます。アクセスできない資料は「選び直してアクセスを許可」を使います。
- 取り込みは独立したコピーです。Google Docs・Sheets・SlidesはOffice形式、DrawingはPDFとして取り込みます。Googleネイティブ文書の書き出しは10MiB、通常ファイルは最大200MiBとTypolishの形式別上限に従います。
- プルーフ画面の「Driveへ保存」で選択版の原本と保存先を確認します。通信断後は同じ画面から同じ保存を再開できます。複数ファイルから成るHTMLサイトは対象外です。
- 紐付け解除はTypolishの参照を外します。接続解除は当該プロジェクトの接続を外します。どちらもGoogle上のファイルは残ります。プロジェクト削除時はTypolish内の連携資格情報・参照も削除します。Google全体への認可撤回はGoogleアカウント設定から行います。
Xドライブ連携#
プロジェクトの「Xドライブ」を開き、自分に割り当てられた利用者の資料を扱います。通常の有効なプロジェクトで利用できます。E2EEプロジェクトとゲスト画面は対象外です。
- オーナーが「接続とメンバーの割当」でサーバーURL(https://サーバーID.xdrive.jp)とXドライブ管理者のログイン情報を登録し、プロジェクトで有効化します。追加されたオーナーも設定できます。
- 各メンバーに本人のXドライブ利用者を割り当てます。同じ利用者を別のメンバーと共用できません。対象者はXドライブで一度ログインしている必要があります。接続先や管理者のログイン情報を変更した場合は割当をやり直します。
- 各メンバーは自分の割当によるフォルダー一覧を表示し、Xドライブで開いたりダウンロードしたりできます。Xドライブで開く場合はブラウザーで本人のログインが必要です。
- オーナー・編集者は対応ファイルを校正用に取り込めます。取り込み後のコピーはプロジェクト参加者に共有され、原本とは同期しません。ダウンロード・取り込みは64MiBまでで、取り込みにはTypolishの形式別制限も適用されます。
- 校正画面の「Xドライブへ保存」で、選択版の原本を本人のフォルダーへ保存できます。200MiBまでで、同名の既存ファイルは上書きしません。通信断後は同じ画面から同じ保存を24時間以内に再開できます。
- 操作後は接続を終了します。終了を確認できない場合は新しい操作を止め、オーナーが連携設定から「接続の終了を再試行」します。終了するまでは接続の変更・解除とプロジェクト削除を待機します。
保存済みファイルの閲覧者はXドライブの共有設定に従います。Typolishでメンバーを減らしても共有範囲は自動で変わりません。
Chatwork 連携(操作・通知・ファイル取り込み)#
Chatwork の接続と通常操作は全プランで利用できます。画面右側の Chatwork パネルは、 プルーフ画面内と共通パネルのどちらから開いても、連携した本人の Chatwork アカウントを使います。
接続する
- 設定ページの「Chatwork 連携」で「連携する」を押します
- 「Chatworkで連携」から Chatwork の同意画面で認可するか、「APIトークンで連携」から自分の API トークンを入力します
- 接続後は同じ設定ページから通知とリアルタイム更新を設定でき、いつでも連携を解除できます
パネルでできること
- ルームの検索・更新、グループチャットの作成、名前・概要・アイコン・招待リンクの管理、退席・削除
- メッセージの送信・編集・削除、複数メンバーへの To、返信・引用、返信元の確認、現在のプルーフURLの挿入
- 表示中の最新メッセージを自動で既読にするほか、「ここから未読」や「自分を未読にする」投稿を選択
- メッセージを引用したタスク化と通常のタスク作成。複数担当者、期限なし・日付・日時を指定可能
- ルーム内タスクを担当者・依頼者・状態で絞り込み、「自分のタスク」から詳細確認、完了・完了取り消し
- メンバーの追加・削除と管理者・メンバー・閲覧者の変更、コンタクト確認、コンタクト承認依頼の承認・拒否
- ファイルを投稿者で絞り込み、ダウンロード、コメント付き送信、プルーフへの取り込み
ファイルを Chatwork へ送る
チャット欄への選択・貼り付け・ドラッグ&ドロップ、またはルームの「ファイル」タブから、 コメントを付けて1ファイルずつ送信できます。ファイル上限は 5 MiB です。
プルーフ通知を受け取る
設定ページで、プルーフのアップロード・承認・差し戻し・承認状態の変更・レビュー完了を 種別ごとに選べます。Chatwork 通知は全種 OFF が初期値で、有効にした通知だけが 連携した本人の「マイチャット」に届きます。他のチャットには投稿されません。
リアルタイム更新を設定する(任意)
- 設定ページの「Chatworkのリアルタイム更新」で受信URLを作成します
- Chatwork の Webhook 設定で、そのURLと通知したいイベント(メッセージ作成・更新・自分へのメンション)を登録します
- Chatwork から発行された Webhook 設定IDとトークンを Typolish に入力して保存します(最大5設定)
Webhook を設定すると表示中ルームの新着が早く反映されます。設定しなくても定期取得は続きます。
Chatwork AI を使う(Business)
「Chatwork AI」では、本人の依頼に応じてルーム・最新メッセージ・タスク・メンバーを確認・要約できます。 メッセージ送信やタスク作成を依頼した場合、送信先・本文・担当者・期限を確認カードに表示し、 本人が「この内容で実行」を押した後にだけ Chatwork へ送信します。提案は10分で期限切れになります。
添付ファイルをプルーフに取り込む
ルームの「ファイル」タブから、Chatwork の添付ファイルを Typolish の任意の プロジェクト・フォルダに新しい「プルーフ」として取り込めます。取り込んだファイルは 通常のアップロードと同じくビューア表示・アノテーション・承認・バージョン管理の 対象になります。
- 画像・PDF・Office ファイルなどはそのまま 1 プルーフとして取り込まれます
- ZIP ファイルは中身が複数のプルーフに自動展開されます(フォルダ階層も反映)
- 取り込み先は取り込み時にプロジェクト → フォルダの順で選べます
- 取り込みは全プランで利用できます(プランゲートなし)
Slack 連携(通知・全プラン)#
参加しているプロジェクトのイベント(アップロード・承認・差し戻し・レビュー完了)を、 自分の Slack のダイレクトメッセージで受け取れます。チャンネルには投稿されないため、 差し戻しなどの通知がチームに共有されることはありません。
接続方法
- 設定ページの「Slack 連携」から「Slack に連携」を押し、Slack でワークスペースを認可する
- 通知する種別(アップロード・承認・差し戻し等)を選んで保存する(通知先は自分の DM で固定です)
- プルーフのタイトルと Typolish へのリンクのみが通知され、本文や画像は送信されません
MCP(Model Context Protocol)#
MCP を使うと、Claude Desktop や Claude Code から Typolish の プルーフを直接参照・操作できます。プロジェクト一覧の取得、プルーフの 作成、アノテーションの追加などを AI クライアント上から実行できます。 いずれも Business プラン契約者が対象です。
接続方法(Claude Desktop)
Claude Desktop では PAT を発行する必要はありません。カスタムコネクタとして 追加すると、Typolish のログインと許可画面を経て接続されます。
- Claude Desktop で「カスタマイズ → コネクタ」(表示によっては「設定 → コネクタ」)を開く
- 「+」から「カスタムコネクタを追加」を選ぶ
- URL に https://typolish.com/api/mcp を入力して「追加」を押す
- Typolish のログイン画面が出たらログインする
- 許可画面で、渡す権限(プルーフの読み取り・作成など)を確認して「許可して接続」を押す
- 接続後、チャットからプロジェクト・プルーフを操作できる
接続方法(Claude Code)
- Business プラン契約者が /developers から PAT(Personal Access Token)を発行する
- PAT にはスコープ(読み取り / 作成など)を必要最小限で設定する
- 外部連携 API(Integration)を作成済みなら、発行時に「連携アプリ」を選ぶと PAT に紐付けられます(承認結果の Webhook 通知・任意)
- Claude Code の MCP 設定に Typolish の MCP サーバーと発行した PAT を登録する
- 接続後、AI クライアントからプロジェクト・プルーフを操作できる
Integration API(HMAC・B2B 連携)#
Integration API は、外部 SaaS から Typolish へプルーフを作成する ための連携 API です。たとえば別アプリで作成した成果物を、自動で Typolish のプルーフとして登録し、レビュー・承認に回せます。
- クライアント ID / シークレットを発行して HMAC-SHA256 署名付きでリクエストする
- 外部ファイルから新規プルーフ(v1)を作成し、共有リンクの再発行や承認状態の取得ができる
- Webhook で承認結果などのイベントを外部システムへ通知できる
- 発行・スコープ・Webhook URL の管理はオーナーが /developers で行う
HMAC 認証
リクエストには X-Client-Id、X-Timestamp(現在時刻から前後 5 分以内)、 X-Integration-Signature を付けます。署名はクライアントシークレットを鍵とする HMAC-SHA256 の小文字16進数です。署名対象は POST では送信する HTTP 本文の生文字列に タイムスタンプを連結したものです。GET / HEAD では 「メソッド + 改行 + パスとクエリ + 改行 + タイムスタンプ」を署名します。
シークレットをブラウザに公開しないよう、次の署名処理はサーバー側で実行してください。
import { createHmac } from 'node:crypto';
const clientId = process.env.TYPOLISH_CLIENT_ID;
const secret = process.env.TYPOLISH_CLIENT_SECRET;
if (!clientId || !secret) throw new Error('Missing Integration credentials');
const path = '/api/v1/integrations/projects?email='
+ encodeURIComponent('reviewer@example.com');
const timestamp = new Date().toISOString();
const payload = 'GET\n' + path + '\n';
const signature = createHmac('sha256', secret)
.update(payload + timestamp).digest('hex');
const response = await fetch('https://typolish.com' + path, {
headers: {
'X-Client-Id': clientId,
'X-Timestamp': timestamp,
'X-Integration-Signature': signature,
},
});主なエンドポイント
- GET /api/v1/integrations/projects?email=...(projects:read):指定ユーザーがオーナーまたは編集者のプロジェクトを取得
- POST /api/v1/integrations/proofs(proofs:create):externalTaskId、externalTaskTitle、requesterEmail、projectId、files、callbackUrl を送信し、新規プルーフ作成を依頼。202 Accepted を返し、ファイル転送は非同期
- POST /api/v1/integrations/reissue-guest-link(guest-links:reissue):proofId でゲストリンクを再発行
- POST /api/v1/integrations/fetch-proof-status(proofs:status):proofId または externalTaskId で状態を取得
- POST /api/v1/integrations/mint-token(tokens:mint):プロジェクトメンバーの email と proofId から、プルーフへログインして移動するための短期トークンを発行
プルーフ作成時の files は name、mimeType、size、signedUrl、signedUrlExpiresAt を持つ配列です。 callbackUrl は HTTPS で、登録した Webhook URL と同じホストが必要です。 OAuth / Zapier 向けのルートと認証方式は API リファレンスを参照してください。
Zapier 連携(OAuth・個人ユーザー向け)#
Typolish は Zapier から OAuth 2.0 で接続できます。Zapier 経由で、 新規プルーフを承認結果まで一気に外部 SaaS と連携する自動化(Zap)が 構築できます。
接続方法
- Zapier App Directory で「Typolish」を検索(公開後)
- 「Connect a new account」から Typolish にログイン → 接続画面で許可スコープを確認
- 「許可して接続」をクリック → Zapier 側に接続完了通知
- 以後、Zap の Trigger / Action / Search ステップで Typolish を選択できる
使える機能
- Trigger(REST Hook):プルーフ承認・差し戻しイベント(proof.completed)をリアルタイム受信
- Action:別 SaaS のファイルから新規プルーフを Typolish に作成(Create Proof)
- Search:プロジェクト・プルーフを Zap 内で検索(Find or Create パターン対応)
接続の取り消し
接続後、いつでも /developers の「OAuth 連携アプリ」セクションから接続を取り消せます。取り消し時、 Zapier からのアクセスは即座に拒否されます(access token / refresh token 即時失効)。